中国万事通

書道のフロア、流し見していませんか?中国の書の見方を解説するシリーズ開始!

2017/11/07

(康有為 行書七言絶句軸:東京国立博物館 所蔵)

みなさま、お久しぶりです。約1か月ぶりの更新となります。

就職活動がだんだん落ち着いてきましたので、膨らませていたアイデアを形にしていきます!

書道シリーズ連載開始!

最近、書について少しだけ勉強してて、文字と絵画芸術、修行、気、精神、世界観、道徳観、とか色々と関係してて、 中国芸術の根幹なんだなあとか思いながら、 今んとこどんどんハマりそう。 pic.twitter.com/XuFueDno2f — FDG (@zy_dragon) 2017年10月22日

@FDG氏は僕の古くからの友人です。

僕は彼に触発され、中国の文化・歴史に興味を持ちました。

僕とは全く異なるアプローチで中国文化を楽しむ友人に、

「中国書道のミカタ」を書いてくれないかと尋ねてみたところ、

とてもうれしいことに快諾してくれました!

これから書のシリーズとして、不定期に連載していきます!

知識人はみんな字が上手

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(南京 科挙博物館より、殿試の答案)

字が綺麗な人は賢く見えます。

昔の中国知識人にとっては、字の美しさは基本スキルでした。

南京の科挙博物館では、実物の官僚登用試験の答案を見ることができます。

彼らの答案は、パソコンで印刷したかのような正確な筆遣いであり、

本当に人間が筆で書いたのかと、とても驚きました。

現代の中国でも、字がうまい人はとても尊敬されています。

トップクラスの文化人に求められるスキルは3つあった

当時の文化人の中でトップクラスの人々は、

「三絶」と称されていました。

三絶の三は、詩・書・画を指しています。

この全てに秀でており、

素晴らしい作品を残した人だけが得られる尊称でした。

日本で三絶を目指した人物といえば、

漢詩を作り、書に秀で、自ら画も描いた夏目漱石が挙げられるでしょう。

漱石は書がうまく、絵も描けることについてあまり知られていないのが残念です。

当サイトを「中国万事通」と名付けたからには

さて、当サイトを始めるにあたり、中国万事通と名付けました。

中国の文化・歴史に関する話題なら、なんでも載せていこうというと考えていたからです。

今回、書について友人が寄稿してくれることは思ってもない幸運でした。

最初の書のテーマは、宋代一流の文学者であり、豚の角煮の考案者ともいわれている、

蘇軾の「寒食帖」です!

お楽しみに!


えもん

えもん 大学では文学部に行きたかった都内IT企業のエンジニアです。
Twitter: @koneko_mc