中国万事通

昆明駅から長水国際空港へ(駅から空港へ/昆明16)

2017/10/09

(昆明は花の都だ。これほど花を売っている空港を、僕は他に知らない)

Airbnbホストに感謝する

朝遅めに起きて、ブランチを買いに行く。今日は蒸し餃子にしよう。8個で10元(約170円)と、王将の餃子に比べてはるかに安い。この日は昆明から南京への移動の日だ。昆明駅から歩いてすぐのところに、空港行きのバス乗り場があることは確認済みだ。空港行きのバスで席が埋まっていれば大ごとだ。飯を買うついでに、あらかじめチケットを買っておこう。

時間に余裕をもって買いに行くと、窓口のお姉さんが「席の予約とかはないです。チケットはバスに乗るタイミングで買ってください。」

これではバスが満席になったときにどうしようもない。中国は人治の国だ。話してみると柔軟な対応を取ってくれるケースがある。そう思って、心配だから先に席を抑えたいんだと事情を話すも、「乗るときに買って」の一点張り。バスは30分おきに出ている。仕方ない。早めにバス乗り場に来よう。

IMG 5793

宿に戻ってホストのモニカさんに挨拶しようとするも、外出中なのか見当たらない。彼女は毎日顔を合わすたびに「今日はどこに行くの?何を食べるの?」と気にかけてくれ、その場所の行き方も親切に教えてくれた。何もないのも失礼だと思い、紙に中国語で昆明を観光出来てよかったこと、滇池が美しかったこと、サービスが行き届いており大変満足した生活を送らせて貰ったことを書き残し、宿を去った。

空港行きのバスに乗る

飛行機の時間は15時前だ。baidu地図アプリによると、昆明駅から長水国際空港までバスで90分かかる。昆明から南京への国内線なのでそれほど早めに着く必要もない。13元を払ってチケットを買い、13時出発のバスに乗った。

IMG 5799

特に渋滞もなく、調べていた通り90分ほどバスに揺られていると、長水国際空港が見えてきた。

IMG 5807

チケットを発券してターミナルに向かう。しかし、手荷物検査の場所も、これまた人であふれている。中国の人の多さを甘く見てはいけない。飛行機の搭乗に遅れたら大ごとだ。と、内心少し焦りを感じていたが、焦っても列は進まない。何気なくチケットの裏を見ると、徳宏という町の観光プロモーションの写真が載っていた。

IMG 5812

雲南省の南側は東南アジア文化圏なんだなあと、改めて思うのであった。ちなみに、シャングリラ(香格里拉)がある雲南省の西北側は、チベット仏教を信仰するチベット族が住むチベット文化圏である。

昆明では、花を餡に練りこんでパイ生地で包んだ花餅が有名だ。僕は彼女へのお土産にバラの花が餡に入ったものを買った。帰国後、一緒に食べたが、餡はかなり甘く、パイ生地は油を吸っており、一つひとつが重めだった。しかし、熟成プーアル茶と一緒に飲むと、お茶請けとしてちょうどよい味だった。その地で飲まれるお茶に合わせて、求められる菓子の味が変わるのだろう。

また、お土産売り場にはお茶がたくさん売っていた。茶餅もいろんな種類が壁に飾られている。

IMG 5191

(茶餅。大理で買ったプーアル茶)

値段を見て驚いた。同じ大きさなのに、僕が大理で買ったお茶は258元(約4,300円)なのに、ここでは120元(約2,000円)ほどだ!

さらに店員さん曰く、「一つ買ったらもう一つお付けしますよ。」実質の値段、4分の1やん。

大理でもっと高い値段で買ったと伝えたら、「街中は観光客相手なので高いですよ」とのこと。空港で買う方が断然高いと思ってた。それに高いのはわかるけど、4分の1まで普通下がるかなあ。

何だかすごく損した気分で悔しかったので、自分が買ったのと同じブランドのお茶が売られているかは全く確認しなかった。彼女にこの話をすると、案の定バカにされたが、初めていく空港のお茶の値段など知る由もない。僕が買ったブランドは空港で見当たらなかったから、きっと街中でしか売ってないんだと煙に巻いておいた。

昆明で次にしたいこと

もうすぐ出発である。愛すべき昆明。愛すべき雲南省。中国にあって中国ではない。そんな感覚を初めて抱かせてくれた場所。

次にここに来るときも、まだまだしたいこと、行きたい場所はたくさんある。

雨期のため、全貌が見えなかった玉龍雪山。明代の旅行家、徐霞客も愛した滇池周辺の温泉。科挙の受験場など、昆明市内の歴史的遺産。世界自然遺産に登録されている石林。雲南省に住むタイ族の町、西双版納(シーサンパンナ)。プーアル茶発祥の町、普洱(プーアル)。そして、その美しさから地上の楽園と呼ばれるシャングリラ(香格里拉)

これらの場所の全て回るためには1か月以上必要だろう。ここに列挙しながら、はや行きたい気持ちを抑えられなくなってきた。しかし、何も焦る必要はないのだ。中国雲南省の魅力は、永遠に変わることはないのだから。


えもん

えもん 大学では文学部に行きたかった都内IT企業のエンジニアです。
Twitter: @koneko_mc